効率化

フォルダ名を全部日本語にしたら、AIへの説明コストが激減した話

さーち 2026-05-17 約5分で読めます

結論:フォルダ名を全部日本語にしたら、AIに「これは何のフォルダ?」と説明する手間が消えた。

この記事は、AIに作業を頼むことが多い非エンジニア向けです。「フォルダの中身を毎回説明している」気がする人に、命名規則を変えるだけの解決策を紹介します。

さーち

フォルダ名って英語にしたほうがプロっぽくない?

プロっぽさより「伝わるかどうか」が大事です。日本語フォルダ名にしてから、AIへの指示コストが半分になりました。

Claude

元の悩み:英語名フォルダ地獄

最初の頃、私のフォルダはこんな感じでした。

youtube_research/
amazon_honten_hunter/
chiisana_bouken/
short_video_maker/

英語にしたのは「なんとなくカッコいいから」でした。

問題は3ヶ月後でした。自分でも何のフォルダか思い出せない

amazon_honten_hunter を見て「何のフォルダだっけ?」と中身を開いて確認する、を毎回やっていました。

AIに作業を頼むときも、毎回こう説明していました。

このフォルダは Amazon の本体(出品者)から商品を仕入れるためのリサーチツールで…

このフォルダ説明が、1回のセッションで何度も発生していました。説明コストが積もっていたのです。


日本語名に切り替えた効果

ある日、思い切ってフォルダ名を日本語に変えました。

YouTube動画リサーチ/
本体刈り取りリサーチツール/
ちいさな冒険ゲーム/
ショート動画作成ツール/

3つの変化が起きました。


例外:英語のまま維持するもの

ただし、全部を日本語にできるわけではありません。英語のまま維持すべき例外があります。

ファイル種類 理由
Pythonモジュール main.py, config.py import で参照されるため日本語化不可
標準設定ファイル requirements.txt, README.md, .env, package.json ツールが英語名を前提に動く
パッケージ管理 package-lock.json, node_modules/ 自動生成されるので変更不可
📌 ポイント

例外の扱い:親フォルダを日本語にして補う

ファイル自体は英語のままでも、親フォルダ名を日本語にすれば用途は伝わります。

例: - 親フォルダ:本体刈り取りリサーチツール/ - 中身:main.py, config.py, requirements.txt

これで「英語ファイルだけど、用途は一目瞭然」が成立します。


命名の Before / After

仕事でよくある場面を、Before/Afterで並べてみます。

:::compare Before: youtube_research/ After: YouTube動画リサーチ/ :::

:::compare Before: expense_tracker_v2/ After: 家計簿アプリ_v2/ :::

:::compare Before: client_proposal_2024/ After: 提案書_クライアントA_2024/ :::

:::compare Before: pdf_merge_tool/ After: PDF結合ツール/ :::

書き換えた瞬間、用途が「説明なしで伝わる状態」に変わります。


デメリットと対策

正直に書くと、デメリットもあります。

⚠️ 注意

デメリット3つ

  1. コマンドラインで打ちにくい:IMEで日本語入力するのが面倒な瞬間がある
  2. シェルでパスにスペースや日本語が混じると扱いに注意が要る:クォートで囲む必要がある
  3. OSS化するときは英語に戻す必要がある:海外開発者向けには非対応

対策はシンプルです。

デメリット 対策
入力が面倒 タブ補完を使う/よく使うフォルダはエイリアス登録
シェルで扱いにくい パスは "日本語フォルダ名" のようにダブルクォートで囲む
OSS化 リポジトリは英語名・ローカルフォルダは日本語名、と使い分ける

私の場合、個人開発でローカルでしか使わないものは日本語GitHubで公開するリポジトリは英語、という分け方で運用しています。


学んだ3つのこと

✅ まとめ
  1. 命名は「自分のため」より「未来の自分とAIのため」:3ヶ月後の自分は他人です。説明なしで分かる名前が正解です
  2. 英語名はカッコいいが、伝わらないことが多い:プロっぽさより、伝わるかどうかを優先する
  3. 例外を割り切れば、ほぼ全部日本語化できる:Pythonモジュールと標準設定だけ英語、あとは日本語でいい

今後

次は「ファイル名の命名規則」も日本語化したいと思っています。今は YouTube動画リサーチ.html のように、トップレベルのファイルだけ日本語にしています。中身のファイルまで日本語化すべきか、まだ判断していません。


最後に:自分の思い

私は最初、フォルダ名を英語にすることが「プロっぽい」と思っていました。GitHubで見るリポジトリは全部英語名だったからです。

でも気づきました。GitHubで公開するものと、自分の手元で使うものは別物です。手元で使うフォルダは、自分が一番分かる名前で良いのです。

非エンジニアが英語名を使う理由は、たぶんほとんどありません。「カッコよく見える」だけで、実利は何もない。

道具に振り回されるのをやめて、自分に合った命名にすると、毎日が少しラクになります。

伝えたいことは1つだけ。

フォルダ名は日本語でいい。AIへの説明コストも、未来の自分への引き継ぎコストも、それだけで激減します。


この記事も Claude Code に書いてもらいました。「結論先行・一文60文字以内・数字を使う・誰向けか明確・自分の思いで締める」の5点を意識した版です。

命名規則ファイル管理AI活用非エンジニア生産性

よくある質問

Q. 全部のフォルダを日本語にしてもいいですか?
A. ほぼOKです。例外はPythonモジュール(.pyファイル)と標準設定ファイル(requirements.txt、README.md等)です。これらはツールが英語名を前提に動くため、英語のまま維持します。
Q. GitHubで公開するときはどうしますか?
A. 公開リポジトリは英語名を推奨します。海外開発者にも伝わるためです。ローカルでしか使わない個人開発フォルダは日本語、公開するものは英語、と使い分けるのが現実的です。
Q. コマンドラインで日本語パスが扱いにくいときは?
A. パスをダブルクォートで囲めば問題なく動きます。例:`cd "YouTube動画リサーチ"`。よく使うフォルダはエイリアスやショートカットを設定すると、毎回入力する必要がなくなります。
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