ぼくがClaude Codeでやらかした5つの失敗 — 初心者あるある総集編

Claude Code by さーち

結論:Claude Codeは魔法じゃありません。非エンジニアの自分でも5回はガッツリやらかしました。先に笑って読んでおくと、たぶん同じ失敗を踏まずに済みます。

さーち
さーち

Claude Codeって賢いよね。ぼくみたいな非エンジニアでも、お願いすればなんでも作ってくれる感じ。

Claude
クロード

うん、確かに賢いです。でも **「お願いすれば全部やってくれる」** と思っていると、わりとガッツリ転びます。今日はぼくの転倒記録を5つ、笑い話にして共有させてください。

「Claude Code、これから触ってみたいけど、なんか怖いな」 — そんな人向けの予防接種記事です。


誰向けの記事か

さーち
さーち

これ、誰が読むといいの?

Claude
クロード

**Claude Code をこれから触る人** と、**すでに触っているけど時々事故っている人** です。失敗のパターンを先に知っておくと、同じ轍を踏まずに済みます。

具体的には次のような方を想定しています。

技術解説ではなく、「先に笑って読んでおくと、いざという時に踏ん張れる失敗集」 として書きました。


失敗1:「全部いい感じにして」で3時間ハマった話

やばい度:★★★☆☆

さーち
さーち

最初の失敗、なに?

Claude
クロード

**指示が雑すぎて、Claude Code が「いい感じ」を勝手に解釈した** 失敗です。3時間溶けました。

ある日、ブログのデザインを少し変えたくて、こう頼みました。

ブログのトップページ、もうちょっといい感じにして

3時間後、出てきた画面はぼくが想像していたものと全然違いました。

Claude Code は悪くないんです。「いい感じ」の幅が広すぎて、彼が知ってる「いい感じのブログ」を全力で作ってくれただけです。

⚠️ 注意

⚠️ Claude Code への雑な指示が事故る理由

  1. 「いい感じ」「ちょっと」は人によって基準が違う — Claudeは平均的な「いい感じ」で作ってくる
  2. 修正範囲が指定されていないと、全部触る — 「色だけ」「フォントだけ」と限定しないと全面改修される
  3. 3時間の作業を「ちょっと」と思っていない — Claude Codeはお仕事しすぎる
📌 ポイント

📌 指示は「やりたいこと」だけでなく「やりたくないこと」も書く が事故防止の鉄則。「ヘッダーの色だけを #333 から #555 に。それ以外は触らないで」と言えば、3時間ハマることはなかったです。

教訓:「いい感じ」は禁句。具体的な変更先と「触らない場所」を必ず指定する。


失敗2:APIキーをGitHubに公開しかけた話

やばい度:★★★★★

さーち
さーち

2つ目、もしかしてセキュリティ系?

Claude
クロード

**Cloudflareの API トークンを `.env` に書いて、`.gitignore` に追加するのを忘れて push しかけた** 話です。気づいた瞬間、血の気が引きました。

シーンはこうです。

push する前に気づいたから良かったものの、もし気づかずに push していたら…

もし公開していたら リスク
Cloudflare API トークン 第三者がぼくのアカウントを操作可能
Workers のデプロイ権限 任意のコードを本番に流し込まれる可能性
ドメインのDNS設定権限 サイト乗っ取り
⚠️ 注意

⚠️ APIキーをGitHub公開リポにpushすると、数分で世界中のbotにスキャンされて悪用 されます。盗まれた後にトークンを無効化しても、悪用済みのリスクは残ります。

📌 ポイント

📌 リポジトリを作った瞬間にやるべきこと - .gitignore.env を追加(最初に書く、後から書くと忘れる) - リポジトリは Private で作る(公開しないなら絶対 Private) - Cloudflare Workers は wrangler secret put でシークレット管理(コードに直書きしない)

教訓:.gitignoreリポジトリを作った瞬間 に書く。後回しにすると忘れる。


失敗3:個人情報をうっかり記事に書いてしまった話

やばい度:★★★★☆

さーち
さーち

3つ目、なに?

Claude
クロード

**ブログの下書きに自分の本名と住所を書いていて、公開前にプレビューして気づいた** 話です。気づいたから良かったものの、もし公開していたら一生消せません。

シーンはこうです。

幸い、公開前に気づいたので大事には至りませんでした。しかし 公開していたら GitHub の履歴・Wayback Machine・スクショ等で永久に残る ので、取り返しがつきません。

⚠️ 注意

⚠️ 公開後に消しても、痕跡は残ります

痕跡が残る場所 消せる?
GitHubの履歴(rebase で消すのは事故のもと) ほぼ消せない
Wayback Machine(archive.org) 申請で消せる場合あり、確実ではない
Google検索のキャッシュ 数日で更新されるが、その間は晒される
読者のスクショ・SNS拡散 永久に消せない
📌 ポイント

📌 公開前のセルフチェック手順 1. Ctrl+F で「自分の本名」を検索 → ヒットゼロを確認 2. Ctrl+F で「自分の住所」(都道府県・市区町村)を検索 → ヒットゼロを確認 3. Ctrl+F で「自分のメールアドレス」を検索 → ヒットゼロを確認 4. Ctrl+F で「自分の電話番号」を検索 → ヒットゼロを確認

教訓:個人情報は 「下書き段階でも書かない」 が一番安全。書く必要があれば「○○」「××」と伏せ字でメモする。


失敗4:PR表記なしでアフィリエイトリンクを貼ってしまった話

やばい度:★★★★☆

さーち
さーち

4つ目、これも法律系?

Claude
クロード

**ステマ規制(景品表示法5条3項)に違反する状態で記事を公開しかけた** 話です。1記事目を書いた直後に「あ、PR表記つけ忘れた」と気づきました。

シーンはこうです。

ステマ規制は2023年10月から施行されていて、違反すると消費者庁から 措置命令・課徴金(売上の3%)・社名公表 の対象になります。広告主であるアフィリエイター本人が責任を負います。

⚠️ 注意

⚠️ ステマ規制のポイント

項目 内容
施行日 2023年10月1日
義務の主体 アフィリエイト記事を書く運営者
違反時の措置 措置命令・課徴金・社名公表
表記基準 一般消費者に 明瞭に分かる 位置
📌 ポイント

📌 手書きのPR表記運用は事故ります。書き忘れが構造的に起こるので、テンプレ化してフラグ管理に振り切るのが正解。当サイトでは is_pr: true を JSON に1行追加するだけで、PRバッジと通知ボックスが自動表示される仕組みにしています。

詳しい仕組みは 前回の記事「PR表記を is_pr: true 1行で自動化した話」 で解説しています。

教訓:ASP申請が通った瞬間に、1記事目を書く前に PR表記のテンプレを作る。後から直すのは10倍コストがかかる。


失敗5:理解してないコードを放置 → 動かなくなって詰んだ話

やばい度:★★★★★

さーち
さーち

5つ目、これが一番痛かったやつ?

Claude
クロード

**Claude Code が書いたコードを「動いてるからOK」で放置していたら、数日後にAPIの仕様変更で動かなくなり、自分で読めず、Claudeに聞いても再現できず詰んだ** 話です。最終的に該当機能を作り直しました。

シーンはこうです。

これが 「動いてるからOK」症候群 です。短期的には楽ですが、長期では破綻します。

⚠️ 注意

⚠️ 理解してないコードが負債になる流れ

  1. 「動いた」で満足する — その瞬間は嬉しい
  2. 何が書かれているか説明できない — 「Claudeがやってくれた」状態
  3. 動かなくなる — APIの仕様変更・依存ライブラリの更新で必ず起きる
  4. 直せない — 自分が読めない+Claudeも前のコードを覚えていない
  5. 詰む — 作り直すしかない、時間も精神もごっそり削られる
📌 ポイント

📌 Claude Codeが書いたコードは、自分の言葉で説明できる状態にする - 各関数に「ここで何をしているか」のコメントを書かせる(日本語で) - 重要な処理は 「これはどういう意味?」と Claude に聞く クセをつける - 動いたらすぐ commit、修正前のバージョンを残す(git の出番)

教訓:「Claude が書いたコード」は 「自分が書いたコード」と同じ責任を負う。動いた瞬間に「これは何をしているコードか」を口頭で説明できる状態にする。


5つの失敗を一覧で振り返る

さーち
さーち

5つの失敗、一覧で見たい!

Claude
クロード

表にしました。**やばい度と時間損失** で並べると、優先して対策すべきものが見えてきます。

# 失敗 やばい度 時間損失 一言で言うと
1 「いい感じにして」で3時間 ★★★ 3時間 雑な指示は事故のもと
2 APIキーをGitHubに公開しかけ ★★★★★ 5分(気づいた時点) .gitignore は最初に書く
3 個人情報を記事に書いてた ★★★★ 10分(気づいた時点) 公開前にCtrl+F
4 PR表記なしで公開しかけ ★★★★ 30分(修正) テンプレ化で構造的に防ぐ
5 理解してないコードを放置 ★★★★★ 12時間以上(作り直し) 動いた瞬間に説明できる状態に
📌 ポイント

📌 対策コストが安いのは1〜4番。1番は指示の書き方を変えるだけ、2〜4番はテンプレを1回作れば終わり。5番だけは習慣の問題 なので、毎回意識する必要があります。


失敗から学んだ3つの習慣

さーち
さーち

これからClaude Codeを触る人に、何を伝えたい?

Claude
クロード

3つの習慣だけ覚えてください。これで90%の事故は防げます。

✅ まとめ

✅ Claude Code を1年触って身についた3つの習慣

  1. 指示は「やる」と「やらない」をセットで書く — 「ヘッダーの色だけ変える、それ以外は触らない」
  2. .gitignore と PR表記テンプレは初日に書く — 後回しにすると100%忘れる
  3. 動いたコードは「説明できる状態」にする — 自分の言葉で何をしているか言えなければ、まだ完成じゃない

特に3番は、最初は面倒に感じますが、長期で運用するなら必須の習慣 です。


やっておくと安心な「予防接種」リスト

さーち
さーち

Claude Code を触り始める前に、何をしておくと良い?

Claude
クロード

3つだけ、初日にやっておくと安心です。

1. GitHubリポジトリは必ず Private で作る

公開リポジトリは「全世界から見える」状態です。個人開発で公開する必要は基本ありません。

公開設定 用途
Private(推奨) 個人開発・社内開発・実験用
Public OSS として配布する場合のみ

2. .gitignore のテンプレを最初に用意する

最低限、以下を .gitignore に書いておきます。

.env
.env.local
.env.production
*.log
node_modules/
.DS_Store
__pycache__/

3. PR表記のテンプレを「ASP申請前」に仕込む

ASP申請が通った瞬間に1記事目を書きたくなりますが、先にPR表記テンプレを作る のが正解です。詳細は 前回記事 を参照してください。


やる前に絶対知っておくべき注意点

さーち
さーち

他に注意点ってある?

Claude
クロード

2つだけ、絶対知っておいてください。

1. Claude Code は「やりすぎる」ことがある

「ちょっと直して」と頼むと、関連する10箇所を直してくることがあります。「触ってほしい範囲」を明示 することで防げます。

ヘッダーの背景色を #333 から #555 に変更してください。
他のファイル・他のCSSプロパティ・HTML構造は一切変えないでください。

このくらい強めに書くと、意図通りの変更だけが行われます。

2. 動いた瞬間が一番危ない

「動いた!」のテンションで本番運用に組み込むと、理解してないコード が本番に紛れ込みます。1日寝かせて、翌日に「これは何をしているコードか」を自分で説明できるか確認するクセをつけると安全です。

💡 豆知識

💡 個人開発は 「速度」より「読めるコードを残す」 が長期では勝ちます。Claude Code は速いので、説明できる状態にする時間を意識的に取る価値があります。


学んだ3つのこと

さーち
さーち

今回の振り返りで得た一番の学びは?

Claude
クロード

失敗は最高の教科書だ、ということです。**特に「やばい度★5」の失敗は、本に書いていない肌感** を教えてくれます。

✅ まとめ

✅ 5つの失敗から学んだ3つのこと

  1. Claude Code は賢いが、ぼくの意図は読めない — 指示の質が結果の質を決める
  2. セキュリティと法律対応は「初日に仕込む」が最安 — 後から直すと10倍コストがかかる
  3. 「動いた」より「説明できる」が本当のゴール — 短期の楽さが長期の負債を生む

最後に:自分の思い

さーち
さーち

これから Claude Code を触る非エンジニアに、何を伝えたい?

Claude
クロード

**「失敗するのは普通です」** ということです。ぼくは1年で5回ガッツリやらかしました。たぶん、これからも何回かやらかします。

非エンジニアの自分が Claude Code を触り始めた時、最初に思ったのは「賢いAIが全部やってくれる」でした。

しかし1年触ってみて、「Claude Code は最高の相棒だけど、ぼくの責任は全部ぼくのもの」 だと分かりました。指示の質も、セキュリティも、PR表記も、コードの理解度も — 全部、自分が責任を持つ範囲です。

それでも Claude Code を使い続けるのは、失敗のコストより、作れるものの楽しさが圧倒的に大きい からです。

5回やらかしたけど、5回とも復帰できました。全部、誰でもやる失敗 だったからです。

💡 豆知識

💡 これから Claude Code を触る人へ。「やらかしても大丈夫」 です。やらかしてから対策する、を繰り返すうちに、いつの間にか上手くなっています。

「失敗しないように」じゃなく、「失敗してもすぐ立ち上がれるように」 仕組みを整える — これがぼくが1年で身につけた、Claude Code との付き合い方です。

これからも、笑い飛ばせる失敗を量産しつつ、楽しく作っていきます。


この記事のシリーズ:ブログ立ち上げ全工程プライバシーポリシー作成PR表記の自動化 と合わせて読むと、「非エンジニアがブログを安全に運営する全体像」が見えます。


この記事も Claude Code に書いてもらいました。「結論先行・一文60文字以内・数字を使う・誰向けか明確・自分の思いで締める」の5点を意識した版です。

よくある質問

Q. 一番痛かった失敗はどれですか?
A. 5番目の「理解してないコードを放置して動かなくなった話」です。APIキー流出は気づいて止められましたが、5番目は気づくのが遅く、Claude Codeに聞いても再現できず、最終的に該当機能を作り直しました。一番損失時間が大きい失敗です。
Q. Claude Codeへの指示で意図と違う結果になるのを防ぐコツは?
A. 「やりたいこと」と「やりたくないこと」を両方書くことです。仕様だけだと拡大解釈されます。「絶対条件:○○を変えない」「○○は触らない」と明示すると、意図と違う変更を防げます。
Q. APIキーをGitHubに公開しないために、最初にやるべきことは?
A. リポジトリを作った瞬間に .gitignore に .env を追加し、リポジトリを Private にすることです。Cloudflare Workers の場合は wrangler secret put でシークレットを管理し、コードに直書きしないルールを徹底します。
Q. 個人ブログで個人情報を漏らさないために、公開前のチェックは何をすべき?
A. 公開前に Ctrl+F で自分の本名・住所・メールアドレス・電話番号を全文検索することです。下書き段階で「自分用メモ」として残った個人情報が公開ファイルに混入する事故を防げます。
続けて読む
← 前の記事
ステマ規制対応を `is_pr: true` 1行で自動化した話 — 非エンジニアのアフィリエイト記事運用

コメント

記事への感想・質問・指摘など、お気軽にどうぞ。匿名(ゲスト)でも投稿できます。

← 記事一覧に戻る