結論:プロンプトの書き方を変えるだけで、AIの回答品質は別物になる。
- 同じ質問でも、書き方次第で回答の文字数が3倍に変わる
- 「誰に・何を・どんな形で」の3要素を足すだけで使える答えに変わる
- やり直しのターン数が5回→1回に減って、時間も気力も節約できる
この記事は、ChatGPTやClaudeを使い始めた非エンジニア向けです。「思った答えが返ってこない」と感じている人に、今日から変えられる3つのコツを紹介します。
同じAIなのに、人によって全然違う使い方しているのはなぜ?
質問の仕方が違うだけです。同じAIでも書き方で答えが激変します。実例で見せます。
同じテーマで「悪い例」と「良い例」を投げてみた
テーマは「家計簿アプリのアイデア」です。同じClaudeに、書き方だけ変えて2回質問しました。
悪い例:ふんわり依頼
家計簿アプリのアイデアを教えて。
返ってきた答え(要約):
「収入・支出を入力できるアプリ」「グラフで見える化」「カテゴリ分け機能」など、ありきたりな機能リストが10個ほど。
これでは、世の中にあるアプリと変わりません。自分のアイデアとして使えない回答でした。
良い例:3要素を入れる
30代の共働き夫婦向けに、夫婦で共有できる家計簿アプリのアイデアを、「特徴・想定ユーザー・他アプリとの差別化」の3点で3案ください。
返ってきた答え(要約):
| 案 | 特徴 | 差別化 |
|---|---|---|
| 割り勘自動化型 | レシート撮影で夫婦の負担を自動分配 | 既存アプリにない「割り勘比率設定」機能 |
| 目標貯金ゲーム型 | 旅行・住宅購入の目標を夫婦で共有 | 達成バッジで継続率UP |
| 無言報告型 | 通知だけで支出を共有・会話不要 | 「家計の話をしたくない夫婦」向け |
具体的な切り口・想定ユーザー・差別化ポイントが揃いました。そのまま提案書に使える品質です。
書き方を変えた3つのポイント
良い例で足したのは、たった3つの要素です。
この3つを意識すれば、AIへの聞き方は格段に良くなります。
3要素の覚え方:「誰に・何を・どんな形で」
人に頼みごとをする時と同じです。 「ちょっとアレ作って」より「私の母向けに、80代でも読めるサイズで、A4一枚にまとめて」のほうが伝わるのと同じ理屈です。
実例で身近にしてみる
仕事でよくある場面を、3要素で書き換えてみます。
:::compare Before: メールの文面考えて After: クライアントへの謝罪メールを、500字以内・丁寧語で、再発防止策を1点含めた形で書いて :::
:::compare Before: Excelの数式教えて After: Excel初心者の私向けに、A列の数値からB列の平均を引いた値をC列に出す数式を、コピペで使える形で教えて :::
:::compare Before: 旅行のおすすめは? After: 30代夫婦・予算10万円・週末1泊2日で、温泉と美味しい食事を楽しみたい場合の関東エリアの旅行先を3つ提案して :::
書き方を変えるだけで、AIの回答は「使える形」に変わります。
それでも答えがズレる時の対策
3要素を入れても、ズレることはあります。原因は「前提情報の不足」です。
AIは「あなたが何を当然と思っているか」を知りません。
「予算は控えめで」と書いても、AIにとっての控えめは10万円かもしれないし1万円かもしれません。具体的な数字を書くのが最強です。
たとえばこう変えます。
- 「予算控えめで」→「予算は3万円以内で」
- 「初心者向けに」→「Excel歴1ヶ月の私向けに」
- 「短めに」→「300字以内で」
抽象語を数字に置き換えるだけで、回答の精度が一気に上がります。
学んだ3つのこと
- 「誰に・何を・どんな形で」の3要素が基本:これだけ足せば回答品質は別物になります
- 抽象語より数字:「短く」より「300字で」のように、数字で書くと迷いがなくなります
- テンプレを覚えるより、毎回意識する:完璧なテンプレを目指すより、3要素を意識する習慣のほうが実用的です
今後
最近は、新しい質問をするたびに「3要素入ってるかな」と頭の中で確認するようになりました。慣れると2〜3秒で判断できます。
次は「長い指示を分けて出すか、一度に渡すか」を試したいと思っています。一回で全部書くより、会話を重ねたほうが精度が出る場面もありそうです。
最後に:自分の思い
AIを使い始めた頃、「思った答えが返ってこない」とよくモヤモヤしていました。AIが悪いのか、自分が悪いのか、判断つきませんでした。
3要素を意識するようになって気づきました。悪いのはAIではなく、自分の頼み方でした。
人間にお願いする時と同じです。曖昧な指示には曖昧な答えが返ってくる。具体的に頼めば、具体的に返ってくる。
伝えたいことは1つだけ。
AIへの頼み方は、人間への頼み方と同じです。誰に・何を・どんな形で、を伝えるだけで、答えは別物になります。
この記事も Claude Code に書いてもらいました。「結論先行・一文60文字以内・数字を使う・誰向けか明確・自分の思いで締める」の5点を意識した版です。
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