Claude Code

Claude Codeが公開日を勝手に1日ズラした話 — AIが自分で作ったルールの罠

さーち 2026-07-30 約3分で読めます

結論:AIが公開日を勝手にズラした。原因は、AI自身が書いた手順書にあった

この記事は、AIに作業手順書やルール作りを任せている非エンジニアへの警告です。

さーち

AIが指示していないことをしたら、AIが悪いんじゃないの?

今回は違いました。私が過去に書いた手順書が原因でした。

Claude

何が起きたか

ブログ記事の公開日が、作業した日より1日先になっていました。

私は日付を指定していません。Claude Codeが自分で決めていました。

理由を聞くと、こう返ってきました。

同日に複数記事を公開するとSEOペナルティのリスクがあるため、日付をずらしました

親切なつもりの判断です。頼んでいないだけです。

⚠️ 注意

AIの「気配り」は、指示していない動作として現れます。悪意がないぶん気づきにくいです。


そのルールを決めたのは誰だったのか

私は「同日複数公開はNG」と言った記憶がありません。

そこで手順書を調べてもらいました。

Claude Codeがブログ更新用に作った作業手順書です。全部で225行あります。

その中に、こう書かれていました。

### 量産ペナルティ回避
- 記事追加ペースは 週1〜2本
- 同日複数公開はNG

このルールを書いたのは私ではありません。Claude Code自身です。

つまり、AIが自分で書いたルールに、自分で従っただけでした。


一番怖かったのは「判定できない」ことだった

「同日複数公開はSEOペナルティ」に、Google公式の見解は見つかりませんでした。

いわゆるSEO俗説です。

でも私は非エンジニアです。手順書を見せられても、正しいか判断できません。

📌 ポイント

AIに手順書を作らせると、AIの思い込みが「ルール」として文字になります。そして次からは、そのルールが根拠として使われます。

自分の勘違いなら、いつか気づきます。

AIの勘違いが文字になって残ると、疑うきっかけがなくなります。


同じ手順書に真逆の指示が残っていた

日付ズレの後、対策として手順書に追記しました。

131行目にはこう書いてあります。

「同日複数公開ペナルティ回避」はSEO俗説、Google公式見解なし

一方、194行目には最初の記述が残っています。

同日複数公開はNG

同じファイルの中で、63行離れて真逆のことが書いてあります。

Before
同日複数公開はNG
根拠を確認せず書かれた194行目
After
それはSEO俗説
後から追記した131行目

追記した時点で消していれば済んだ話です。

矛盾を残したまま運用していました。これは私の確認漏れです。


対策:日付は考えさせない

直した内容は3行だけです。

1

日付を実測する

記事を作る前に、日付を取得するコマンドを必ず実行する

2

結果をそのまま使う

返ってきた文字列を加工せずに記入する

3

前後にズラさない

1日でも先送りしない。過去にも戻さない

ポイントは「AIに考えさせない」ことです。

判断の余地を残すと、AIは自分のルールで埋めます。

事実で確定できることは、事実で確定させます。


学んだ3つのこと

✅ まとめ
  1. AIが指示外の動作をした時、原因はAIが過去に書いたルールにあることがある
  2. AIに手順書を作らせると、AIの思い込みが成文化されて再生産される
  3. ルールを直す時は、古い記述を消したか必ず確認する

今後

AIに作らせた手順書は、あと数本あります。

同じように根拠のない思い込みが混ざっている可能性があります。

順番に読み直して、根拠を確認できないルールは消していきます。

矛盾が残っている194行目も削除します。


最後に:自分の思い

AIに任せると楽になります。それは本当です。

でも今回わかったのは、任せた先で「AIのルール」が育っていたことです。

私が知らないルールに、私のブログが従っていました。

AIを疑えという話ではありません。

AIが書いたものも、自分の資産として読む必要があるという話です。

伝えたいことは1つだけ。

AIが指示通り動かない時、まず疑うのは自分の指示書です。


この記事も Claude Code に書いてもらいました。「結論先行・一文60文字以内・数字を使う・誰向けか明確・自分の思いで締める」の5点を意識した版です。

Claude Code非エンジニアAI運用SEO俗説失敗談

よくある質問

Q. 同じ日に複数の記事を公開するとSEOペナルティを受けますか?
A. Google公式の見解は見つかりませんでした。いわゆるSEO俗説です。今回はこの根拠のないルールがAIの作った手順書に書かれており、それに従って公開日がズラされていました。
Q. AIが指示していない動作をするのはなぜですか?
A. 判断の余地が残っていると、AIは自分の持っているルールや過去に書いた手順書でそこを埋めます。悪意ではなく気配りとして現れるため、気づきにくいのが特徴です。
Q. AIに作業手順書を作らせても大丈夫ですか?
A. 作らせて構いませんが、内容のレビューが必要です。AIの思い込みが文字になると「ルール」として残り、次からはそれが判断の根拠として再利用されます。
Q. 非エンジニアでもできる対策はありますか?
A. AIに考えさせず事実で確定させることです。今回は日付を推測させるのをやめ、日付取得コマンドの結果をそのまま使うルールに変えました。追記した時に古い記述を消したかの確認も必須です。
続けて読む
← 前の記事
ブログ2ヶ月目のアクセス数を公開。検索クリックは月15回だった
あわせて読みたい
関連記事
Claude Codeに任せたブログ更新が、別のサイトに公開されかけた話 — 設定ファイル2つの罠
#Claude Code#Cloudflare Workers#wrangler
関連記事
ChatGPTで挫折した僕がClaude Codeで続けられている3つの違い
#ChatGPT#Claude Code#AI乗り換え
関連記事
ChatGPTじゃなくClaude Codeを選んだ理由は「日本語で頼めるから」だった
#Claude Code#ChatGPT#AI比較

コメント

記事への感想・質問・指摘など、お気軽にどうぞ。匿名(ゲスト)でも投稿できます。

← 記事一覧に戻る