Claude Code

配られた「儲かる商品リスト」を信じたら、原価を1割見誤っていた

さーち 2026-09-06 約4分で読めます

結論:配られた「儲かる商品リスト」をそのまま信じたら、原価を1割見誤っていた

この記事は、配られた資料や自動生成されたリストで判断している副業・物販の人向けです。

さーち

取引先が出しているリストなら、正しいんじゃないの?

数字は正しいです。ただしどの値段で計算したかが書いていません。そこがズレます。

Claude

何を見ていたのか

週に1回、取引先から一覧表が届きます。

品番・仕入れ値・想定の粗利が並んでいます。

「これを買えば儲かります」という表です。

便利なので、疑わずに使っていました。

疑い始めたのは、実際に仕入れる直前に1件だけ値段を確かめたときです。


罠1:仕入れ値の欄が「税抜」だった

資料には14,250円と書いてありました。

公式サイトを開いたら16,500円でした。

別の品も、19,000円と書かれていて実際は22,000円でした。

⚠️ 注意

資料の値は税抜のうえに5%引かれた状態でした。税込に直すには2段階の計算が必要です。

原価を1割安く見積もると、粗利は1割水増しされます。

そして粗利の欄も、同じ安い原価で計算されています。

見つけ方は簡単でした。資料の値と実際のサイトの値を、1件だけ突き合わせるだけです。


罠2:粗利の欄が「過去最高値」で計算されていた

こちらのほうが影響は大きいものでした。

粗利は「売値 − 仕入れ値」で出ています。

その売値が、その品がこれまでで一番高く売れたときの値段でした。

実際に売れている平均価格に置き換えて、4件を計算し直しました。

資料の粗利 実勢に直した粗利
A +9,006円 +194円
B +11,041円 +4,313円
C +11,331円 +4,793円
D +15,373円 +8,645円
資料の数字
+9,006円
過去最高値で売れた場合
実勢の数字
+194円
直近の平均価格で売れた場合

Aは、送料が少しぶれただけで赤字になる水準です。

資料の上では「一番おいしい品」に見えていました。

📌 ポイント

計算式は正しかった。入れた値段が最高値だっただけです。式が合っていても結論は変わります。

期間指定が黙って無視されていた話と同じでした。

数字そのものではなく、その数字がどの条件で出たかを見る必要があります。


罠3:配られた時点で、いいものは残っていない

3つ目は計算の話ではありません。

その資料は、取引先が全員に配っています。

全員が同じ表を見て、同じ品を狙います。

1

資料が配られる

全員が同じ「おいしい品」を知る

2

条件のいいものから消える

利益が出る品は、そもそも人気商品でもある

3

残るのは売れ残り

手元に届く頃には、残る理由がある品しか残っていない

実際に数えました。

在庫が残っていたのは104件。

そのうち利益が一定額を超えたのは8件。

さらに「実際に買い手がついている」条件も満たしたのは、実質1件でした。

104件を調べて1件です。

残っていた品には、残っていた理由がありました。


おまけ:在庫の有無を2回間違えた

この確認の途中で、自分でもミスをしました。

サイトの「品切れ」の表示が2種類あったのです。

片方しか見ていなかったため、「全サイズ在庫あり」と2回報告しました。

💡 豆知識

自動で判定させたあと、最後の1回だけは画面を目で見る。これで2回目の誤報告に気づきました。

自動化した確認ほど、目視の1回を省きたくなります。


3つの罠のまとめ

💴
税抜か税込か
資料と実際のサイトを1件だけ突き合わせる
📈
どの価格で計算したか
最高値だと実勢の半分以下になる
🏃
いつ配られたか
全員に配られた資料の上澄みは、もう取られている

学んだ3つのこと

✅ まとめ
  1. 配られた資料の金額は、税込か税抜かを1件だけ自分で確かめる
  2. 粗利は「どの価格で計算されたか」を見る。最高値なら実勢の半分以下になる
  3. 全員に配られた資料の上澄みは、配られた時点で取られている

今後

資料の使い方を変えました。

候補を見つけるためではなく、候補を消すために使います。

そのうえで、資料に載っていないものを自分で探すほうが早いと判断しました。

同じ表を見ている人が多いほど、そこに残っているものは少なくなります。


最後に:自分の思い

配られた資料は、答えのように見えます。

自分で調べる手間が省けるので、正しいと思いたくなります。

今回いちばん反省したのは、計算を疑わなかったことではありません。

楽をしたい気持ちが、確認する気持ちより先に来ていたことでした。

伝えたいことは1つだけ。

便利な一覧ほど、1件だけでいいので自分の手で確かめてください。


この記事も Claude Code に書いてもらいました。「結論先行・一文60文字以内・数字を使う・誰向けか明確・自分の思いで締める」の5点を意識した版です。

副業物販データの読み方検算失敗談

よくある質問

Q. 配られた利益商品リストはそのまま使っていいですか?
A. そのままは危険です。実例では仕入れ値の欄が税抜表記で、資料14,250円の品が実際は16,500円でした。原価を1割低く見積もると粗利も1割水増しされます。使う前に1件だけ実際の価格と突き合わせてください。
Q. 資料の粗利と実際の利益がずれるのはなぜですか?
A. 売値にどの価格を使ったかが原因です。実例では過去最高の成約価格で計算されており、直近の平均価格に直すと粗利+9,006円が+194円になりました。計算式が正しくても入れた価格が違えば結論は変わります。
Q. みんなに配られるリストで利益は出ますか?
A. 配布時点で条件のいい商品は取られていると考えるのが現実的です。実測では在庫が残っていた104件のうち利益が一定額を超えたのは8件、実際に需要もあったのは1件だけでした。追うなら配布当日に動く必要があります。
Q. 在庫の有無を自動で確認するとき注意する点は?
A. 品切れの表示が複数種類ある場合があります。実例では表示パターンが2種類あり、片方しか見ていなかったため「在庫あり」と2回誤判定しました。自動判定のあと最後に1回だけ画面を目視すると防げます。
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