「Claudeが書いてくれたコードを全部受け入れる」
最初の1ヶ月、ぼくはこれを続けていました。
結果、CLAUDE.md は気づくと300行を超え、コードには「頼んでないエラーハンドリング」が散らばっていました。
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📊 1ヶ月で「No」と言った回数
- 1週目:0回(全部受け入れ)
- 2週目:3回
- 3週目:15回
- 4週目:30回以上
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「No」と言える回数が増えるほど、コードはシンプルになり、作業も速くなりました。
Claudeが書いてくれたコード、いつも「すごい」って思って全部受け入れちゃうんですけど、これって良くないんですか?
最初は全部受け入れて学ぶのが正解です。でも1ヶ月くらい経ったら「断る判断軸」を持つほうが、結果的に良いコードになります。
全部受け入れていた頃の問題
最初の1ヶ月、ぼくは何が起きていたか。
⚠️ コードがどんどん長くなる ⚠️ 触っていない箇所まで勝手にリファクタされる ⚠️ 「念のため」のtry-catchが至るところに入る ⚠️ 頼んでないREADME.mdが増えていく ⚠️ どこが本質のロジックか自分でわからなくなる
「Claudeのほうがプロだから」と思って全部呑んでいたら、自分のプロジェクトなのに自分が一番わかっていない状態になっていました。
ぼくが『No』と言えるようになった5つの瞬間
❶ 「頼んでないリファクタリング」が始まったとき
「ログイン処理だけ直して」と頼んだのに、ついでに登録処理まで書き換えてくる。
⚠️ 動いていた箇所が壊れる原因No.1
⭕️ 対処:CLAUDE.mdに「頼まれた以上のことはしない」と明記。逸脱したら即「元に戻して」と言う。
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❷ 「念のため」のエラーハンドリングを追加してきたとき
シンプルな関数なのに、try-catchで囲んで「エラーログに記録」まで提案してくる。
⚠️ 個人ブログのコードに、銀行レベルのエラー処理は要らない
⭕️ 対処:CLAUDE.mdに「エラーハンドリングはシステム境界(ユーザー入力・外部API)のみ」と書く。
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❸ ドキュメントを勝手に作り始めたとき
「機能を追加して」と頼むと、なぜかREADME.mdとCHANGELOG.mdも一緒に作ろうとする。
⚠️ 頼んでないファイルが増えると、プロジェクトが見通せなくなる
⭕️ 対処:CLAUDE.mdに「不要なファイル作成・ドキュメント追加はしない」と書く。
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❹ 「A案・B案・C案」と並べて判断を委ねてきたとき
「どう実装する?」と聞くと、3案並べて「お好みでどうぞ」と返してくる。
⚠️ 非エンジニアは、その3案の良し悪しを判断できない
⭕️ 対処:「必ず推奨1つを明記して、理由を1行添える」とCLAUDE.mdに書く。
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❺ コメントや絵文字を勝手に追加してきたとき
頼んでないのに「✨ ここで魔法が起きます!」みたいなコメントが入る。
⚠️ 自分のコードベースなのに、自分の言葉じゃない違和感
⭕️ 対処:「絵文字を勝手に使わない」「コメントは日本語で簡潔に」とCLAUDE.mdに書く。
「No」と言えるようになって何が変わったか
断れるようになって、Claudeとの関係って悪くなりませんでしたか?
むしろ良くなりました。「ここまではやって、ここからはやらない」が決まると、頼みごともクリアになります。
⭕️ コードの行数が減った(無駄な処理が消えた)
⭕️ 自分のプロジェクトを自分で把握できるようになった
⭕️ Claudeへの指示が短くなった(毎回ルールを書かなくて済む)
⭕️ 「Claudeに使われている」感覚が消えた
『No』と言うための前提条件
ただし、最初から断りまくるのは違います。
⚠️ 1〜2週目のうちは、Claudeの提案を全部試したほうがいい
理由:
- 自分が知らない便利な書き方を覚えられる
- 何が「やりすぎ」かの基準が、最初はわからない
- 「断る判断軸」は経験からしか育たない
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⭕️ 1ヶ月くらい経って「これは要らないな」と感じる場面が出てきたら、そこから「No」を覚え始める
これがちょうどいいタイミングです。
まとめ:『No』はCLAUDE.mdに書く
毎回口頭で「それは要らない」と言うのは疲れます。
⭕️ 一度「No」と言った内容は、CLAUDE.mdに残す ⭕️ 次回からClaudeが自動でそのルールを守る ⭕️ 同じ「No」を言わなくて済む
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ぼくのCLAUDE.mdの「No系ルール」一覧:
- 頼まれた以上のことはしない
- 不要なファイル作成・ドキュメント追加はしない
- エラーハンドリングはシステム境界のみ
- 選択肢を出すときは推奨1つを明記
- 絵文字を勝手に使わない
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「AIに全部任せる」のと「AIに使われる」のは違います。
断る軸を持って初めて、AIは自分の道具になります。
最初は全部受け入れる。1ヶ月経ったら、少しずつ「No」を覚える。
これがぼくの今の使い方です。
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