結論:Claude Code を使い始めて2ヶ月、3回「もう無理かも」と思いました。アフィリエイトの連続否認、未完成ツールの山積み、AIの長文説明地獄。それでも続いている理由は、「諦めない」じゃなくて「戻ってくる仕掛け」を作ったからでした。
- 挫折1:3週間で20社以上にアフィリ申請、3件否認、サーバー系8件は自ら申請見送り
- 挫折2:途中で止まったツールが4つ以上、手元に積み上がった
- 挫折3:「コード1行だけ直して」と頼んだのに、影響範囲・代替案・テストまで長文で返された
- 戻ってこられた理由:CLAUDE.md と、保留リスト1枚
この記事は、AIで副業を始めた非エンジニア向けです。記事44「ClaudeがNOと言った日」が「AIが私を止めた話」、記事30「AIに『No』と言えるようになった瞬間」が「私がAIを止めた話」でした。今回は「私がAIに、ではなく自分自身に折れかけた話」です。
「挫折」って、副業始めた人みんなが通る道なの?
全員に来ます。違うのは、戻ってこられるかどうかだけです。 今日は私が戻ってきた方法を3つ書きます。
誰向けの記事か
これ、誰が読むといい?
今まさに「もう無理かも」と思っている、副業始めたての非エンジニアです。
具体的にはこんな人を想定しています。
- Claude Code を始めて1〜2ヶ月、最初の壁にぶつかっている人
- アフィリエイト審査で何回も落ちて、自信を失いかけている人
- 作りかけのツールが手元に増えて、どれから手をつけるか分からない人
- AIに任せたのに、自分でやる方が早かったと感じる場面が増えてきた人
挫折1:アフィリエイト提携、否認の連続
ブログを始めて、最初に詰まったのがここでした。
- 約3週間で20社以上に申請
- 承認21件、否認3件
- サーバー会社系8件は、申請する前に自ら見送り
数字だけ見ると「承認多いじゃん」ですが、実感は全然違いました。
え、結構通ってるよ?何がつらかったの?
否認の3件と、申請を見送った8件です。 「自分のブログには価値がないのかも」と落ち込みました。
特にきつかったのは、サーバー会社系の8件です。
申請する前に気づいてしまいました。私のブログは「非エンジニアでも作れる」を軸にしていて、サーバー会社の広告を貼ると軸がブレる。読者の信頼を失う方が、報酬より痛い。
だから申請しませんでした。でも頭では納得していても、「貼れば収益になる広告を、自ら捨てている」という感覚は重かったです。
戻ってきた理由:否認は「読者層のミスマッチ」のサイン
ある日、こう気づきました。
否認は「あなたのブログがダメ」のサインじゃない。「うちの広告主と、あなたの読者は合いません」のサインです。
これに気づいてから、否認3件は「合わない案件を教えてもらえた」に変わりました。
📌 軸を持つほど、否認は増える
軸を持つということは、合わない案件を断るということです。だから審査でも自然と否認が出ます。否認ゼロを目指すと、軸がブレます。
挫折2:未完成ツールの山積み
2つ目の壁は「作りかけのツールが、手元に増えていく感覚」でした。
私は副業のリサーチをいくつか並行しています。Claude Code で、それぞれに専用ツールを作りました。
- 副業リサーチツール(1):データ取得API契約待ちで停止
- 副業リサーチツール(2):実テスト中
- 音楽生成プロジェクト:残10曲生成で停止
- 長時間動画作成ツール:ユーザー側テスト待ち
- 自作ゲーム:プレイテスト&移行作業待ち
全部「あと一歩」で止まっていました。
あと一歩なら、いいんじゃないの?
「あと一歩が5つある」状態がきつかったんです。 全部完成させなきゃと思って、どれから手をつけるか決められなくなりました。
ある日の夜、画面を開いて、何もできずに閉じました。「全部やらなきゃ」と「何もしたくない」が同居して、手が動きませんでした。
戻ってきた理由:「保留」は失敗じゃない
私を救ったのは、自分で書いた1枚のリストでした。
そこに「保留中」というラベルを作って、止まっているプロジェクトを全部移しました。
書いてあるのはこれだけです。
- プロジェクト名
- どこで止まっているか
- 再開条件(例:「API契約後」「ユーザー実テスト後」)
これを書いた瞬間、楽になりました。
「保留」と書くことで、「失敗」じゃないと自分に許可を出せたからです。
💡 「保留中」リストを1枚作る
未完成プロジェクトは、TODOに置くとずっと罪悪感の元になります。「保留中」という別の場所に置くと、「やめた」でも「終わった」でもない、第三の状態として整理できます。
完成させるべきものと、保留していいものは、別物でした。
挫折3:AIの長文説明地獄
3つ目は、もっと地味で、もっと毎日効くやつでした。
「コード1行だけ直して」と頼んだのに、Claudeはこう返してきます。
- この修正の影響範囲(5行)
- 別の3つのアプローチ(10行)
- テスト方針(5行)
- 想定リスク(3行)
依頼から実行まで、1分のはずの作業が、5分かかる。
それくらい、いいんじゃないの?
1日10回それが起きると、約40分が説明の読み流しに消えるんです。 「これ、自分で1行直した方が10倍速い」と何度も思いました。
これが続いた週は、本気で「AIは使えない、自分でやる」と思いかけました。
戻ってきた理由:CLAUDE.md を1行書き換えた
そんなとき、ふと思い出しました。記事44で書いた「CLAUDE.mdに2行書くだけでAIが止めてくれる」話。
問題はAIじゃない。設定でした。
CLAUDE.mdにこう書き足しました。
結論先行で答えてください。聞かれていない代替案・影響範囲は説明しないでください。
これだけで、応答が変わりました。
「コード1行直して」と頼むと、「直しました」と1行で返してくる。
聞きたい時だけ「影響範囲も教えて」と追加で聞けばいい。それで足ります。
⚠️ 「AIは使えない」と判断する前に、設定を疑う
AIの応答が冗長なのは、AIのせいではありません。「親切すぎる」のがデフォルトだからです。CLAUDE.mdに「結論先行で」と書くと、すぐ直ります。書くのは10秒です。
学んだ3つのこと
3つの挫折、結局なにを学んだの?
「諦めないこと」じゃなくて、「戻ってこられる仕掛けを作っておくこと」でした。
✅ 挫折しても戻ってくるための3つの仕掛け
- 否認は読者層のミスマッチ — 軸を持つほど否認は増える、否認ゼロを目指さない
- 「保留中」リストを作る — 未完成は失敗じゃない、優先順位の問題
- AIは設定で直せる — 「使えない」と思ったら、CLAUDE.md を1行書き換える
今後
たぶん、これからも何回か挫折します。
そのたびに、戻ってくる仕掛けを増やしていきます。「保留中」リスト、CLAUDE.md、否認への向き合い方。仕掛けが増えるほど、戻ってくる時間が短くなる気がしています。
次に挫折したら、また記事にします。失敗例は、後から始める人の灯りになるはずです。
最後に:自分の思い
副業を始めて、いちばん勘違いしていたのはこれでした。
「副業を続けるコツは、諦めないこと」
違いました。
諦めないんじゃなくて、諦めかけたあとに戻ってくることでした。
諦めない人なんて、ほぼいません。みんな1回はAIに「使えない」と思うし、ブログ書く手は止まるし、未完成プロジェクトは積み上がります。
違うのは、戻ってくる仕掛けがあるかどうか、それだけでした。
伝えたいことは1つだけ。
今、「もう無理かも」と思っている人へ。それは普通です。挫折は副業の途中にあるものじゃなくて、副業の構成要素です。続けるために必要なのは「諦めない強さ」じゃなくて、「戻ってくる仕掛け」です。今日、何か1つ、戻るための仕掛けを作ってみてください。CLAUDE.mdに1行でも、保留リストを1枚でも、十分です。
関連記事:記事30「AIに『No』と言えるようになった瞬間」・記事36「1ヶ月続いた理由」・記事44「ClaudeがNOと言った日」 と合わせて読むと、「続けるための仕掛け」全体が見えます。
この記事も Claude Code に書いてもらいました。「結論先行・一文60文字以内・数字を使う・誰向けか明確・自分の思いで締める」の5点を意識した版です。
よくある質問
コメント
記事への感想・質問・指摘など、お気軽にどうぞ。匿名(ゲスト)でも投稿できます。